【遊戯王】魔妖について【デッキ紹介】

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初めましての方は初めまして、くらまるです

 

特に話すネタが無いので、ブログの練習がてらデッキを紹介します

(なぜネタが無いのかはTwitter http://twitter.com/Lanti708 を参照してください)

 

 

今回は魔妖デッキの紹介です

 

そもそも魔妖ってどんなデッキ?

平たく言えば「自己再生持ちのシンクロモンスターで戦線を維持するデッキ」となりますが、実際のコンセプトはもう少し複雑です

(複雑なだけで強いとは言ってない)

コンセプトについての詳しい解説は公式サイトやwikiで紹介されていますので割愛します(丸投げ)

https://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20180727

 

今回は実際に自分が使った構築を紹介します

 

メインデッキについて

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左上からそれぞれ解説します

(誘発などの所謂「汎用札」のテキストは割愛します)

 

モンスター

翼の魔妖ー波旬

効果モンスター
星1/風属性/アンデット族/攻 600/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「翼の魔妖-波旬」以外の「魔妖」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 

1枚で初動に入れる非常に優秀なカードです

このデッキの主軸…に見えますが、実際は妲姫を通すためのパーツでしかありません

優秀なカードではありますが、あくまでもデッキ内の重要度としては

妲姫≧波旬

であることは覚えておきましょう

 

 

麗の魔妖ー妲姫

チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/アンデット族/攻1000/守 0
(1):「麗の魔妖-妲姫」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
「魔妖」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない

 

このデッキの主軸です

妲姫の反復横跳びが通らなければコンセプトが成立せず、ひたすらオメガと2900のバニラで殴り続けることになります

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よって、運用の際には常にこのカードを意識した構築・プレイングが求められます

また、墓地に複数の妲姫が落ちていれば、②の効果をチェーンを組んで全て発動できます

(どのみち1体しか出てきませんが)誘発をケアできるため覚えておいて損はないでしょう

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氷の魔妖ー雪娘

効果モンスター
星1/水属性/アンデット族/攻 0/守1900
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドに「氷の魔妖-雪娘」以外の「魔妖」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 

雪娘は強いですね

妲姫や馬頭鬼を落としながらシンクロ・リンク素材を繰り返し供給する動きは序盤・中盤・終盤、隙がないと思います

でも単体では動かせません

 

 

不知火の影者

効果モンスター
星4/炎属性/アンデット族/攻 500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
(2):このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている
自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、
この効果の対象を2体にできる。

 

ニゾンビの相方

初手に波旬を握れない時にオメガを置いてリソースを残す、妲姫をリクルートし雪娘のトリガーにする、など臨機応変な運用が可能です

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誘発には気をつけよう!(注意喚起)

 

 

ニゾン

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

影者の相方

影者からオメガを作る以外に、馬頭鬼を落とすことで墓地のシンクロ体を直接蘇生できます

その際、自身のレベルを4にできるので、天狗と合わせて餓者髑髏を作ることができます

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意味があるかはわかりません←

 

 

馬頭鬼

効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

 

アンデット界の大御所

このカード自体は動きに直結しませんが、雪娘とユニゾンビのカードパワーがこのカードありきで成り立っているため、枚数が増えることはあっても減ることはまず無いでしょう

よって、素引きした馬頭鬼の処理手段はいくつか考えてもいいかもしれません

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以下汎用

 

灰流うらら

つよい

 

幽鬼うさぎ

つよい

影者→ユニゾンビ→ハリファイバーの動きで置くのが主な役割になりますが、そもそもハリの採用自体が微妙なので、枠埋めの意味合いが強いです

 

増殖するG

つよい

 

D.D.クロウ

完全に枠埋めです

仮想敵が転生炎獣とオルフェゴールだったのでなんとなく入れてましたが、無くていいと思います←

個人的にはツイツイや馬頭鬼など展開に貢献できるパーツが欲しいと思いました

 

 

幻創龍ファンタズメイ

つよい

①の効果で波旬を引きにいきながら、②の効果で波旬を除去や誘発から守るのが主な仕事になります

妲姫と合わせて妖狐を作れるのも◎

 

 

魔法

 

魔妖廻天

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「魔妖廻天」以外の「魔妖」カード1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。

 

一家に一台サーチカード

唯一欠点を挙げるとするならば、1ターンに1度しか発動できない点でしょうか

(墓地へ送る方は使ったこと)無いです

 

魔妖壊劫

永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分の墓地の「魔妖」モンスターの種類×100ダウンする。
(2):自分フィールドの表側表示の「魔妖」モンスター1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分の墓地からこのカードとアンデット族モンスター1体を除外し、
自分の墓地の「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

デバフ・手札交換・蘇生と役割の多いカードですが、例によって単体では役に立たず、しかも②と③はどちらか1度…と痒い所に手が届かない性能となっています

しかし、永続魔法故に雪娘のトリガーになれるという他にはないメリットもあり、(極端な話ですが)維持すれば毎ターン雪娘を湧かせることができます

決して弱いカードではないので、廻天のサーチ先として採用しておきたいですが、その枚数については細かい調整が必要でしょう

(廻天の墓地へ送る効果で直接落とせば、即効性のある蘇生札として使うことができたりできなかったり)

 

以下汎用

 

ハーピィの羽根箒

つよい

 

墓穴の指名者

つよい

 

おろかな埋葬

つよい

雪娘や馬頭鬼の存在から、間接的な蘇生・サーチカードとして使用します

3積みしたい←

 

 

 

無限泡影

D.D.クロウと同じく枠埋めに近いですが、こちらには後攻で即死しないための保険、制圧力の高い置物の無力化、という役割があります

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別のカードに差し替える場合は、この辺り↑を処理することも考えた方がいいかもしれません


戦線復帰

相手ターンに妖狐や天狗を蘇生して除去しながら展開する、朧車や餓者髑髏を蘇生して壁として使う、波旬を蘇生してリソースを整える…と、非常に使いやすいカードです

近い役割の「逢魔ノ刻」とは一長一短な関係にあるため、スタイルによって入れ替えないし両方採用してもいいかもしれません

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続いてエクストラ・サイドの紹介ですが、その前に…

 

誘発多くない?

確かに多いと思いますが、実際のところ「これだけ枠を裂かなければならない」というのが実情です

動きの初動として使用する波旬・影者は召喚権を要求し、妲姫が反復横跳びすればエクストラデッキの使用に制約がかかります

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つまり、展開札を何枚握ったとしても、初動が1枚通ってしまえば残りの手札が全て腐ってしまうのです

そのため(やや極端な例ですが)この構築では、初動を出来るだけ絞り、残りの枠にターンをまたいで使える誘発や罠を積むことで、無理矢理生存率を上げています

「枠余ったから適当に誘発積んどくか」的なノリで枠を使える転生炎獣のようなデッキが羨ましいですね

 

エクストラデッキ・サイドデッキについて

※テキストは重複する部分が多いので省略します

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エクストラデッキ

魔妖各種

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが(自身のレベル+2)の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
(固有効果)

 

朧車(星3)・・・このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

土蜘蛛(星5)・・・お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

天狗(星7)・・・相手フィールドの魔法・罠を1枚選んで破壊する。

妖狐(星9)・・・相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

餓者髑髏(星11)・・・このターン、表側表示のこのカードは他のカードの効果を受けない。

 

妲姫の反復横跳びからこれらを墓地に揃えて適宜蘇生していくのが基本的な動きとなります

つまり(極論ですが)枚数自体は全てピン刺しでも戦うことは可能です

しかし、除外など蘇生範囲外の除去を受けた際の立て直しを考えると、やはり枠の許す限り積んでおきたいところです

特に、固有効果の使用頻度が高い天狗・妖狐を場から墓地に戻すため、それらを素材にできる妖狐・餓者髑髏・雪女(後述)は複数積むべきでしょう

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氷の魔妖ー雪女

リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/アンデット族/攻1900
【リンクマーカー:左下/右下】
「魔妖」モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「氷の魔妖-雪女」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードのリンク先にSモンスターが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在し、自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

 

このデッキの隠れたキーカードであり、主な役割としては、場に残ったシンクロ体の処理とリンク先の確保となります

打点の低さも墓地に餓者髑髏を置いておくことで間接的にケアできており、見た目以上にまとまった性能となっています

 

以下汎用

 

シューティング・ライザー・ドラゴン

枠埋め…というよりハリから出てくるカードで馬頭鬼や雪娘を落とせるため採用していました

 

 

PSYフレームロード・Ω

つよい

初手から維持できれば、毎ターン馬頭鬼を再利用することで非常に強力なエンジンとして機能します

終盤ではほとんど役に立ちませんが、序盤で置いた時の影響力は、その欠点を補って有り余るものです

 

水晶機巧ーハリファイバー

言わずと知れた10期におけるシンクロ入場券ですが、このデッキでは「初手で影者を握ったが守り札が足りない」というケースに対する保険として使用します

いつもの影者オメガルートから幽鬼うさぎをリクルートし、相手ターン中にライザーに変身することで、パーツを揃えながら気休め程度に守りを固めることができます

(手元に雪娘がある場合は、妲姫をリクルートすることでパーツを揃え切ることが出来ますが、それならオメガを置いた方が早い気がします)

 

その他、採用候補だったカード

候補の理由だけ簡単に説明します

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えん魔竜 レッド・デーモン

手元に影者しかない時に無理矢理盤面を返せる貴重なカード

耐性などが全く無い上、事前にオメガを置いていないと後続が残らないので、ハイリスク・ハイリターンなカードと言えます

 

ヴァンパイア・サッカー

初手で立てた魔妖シンクロ体が残り、馬頭鬼を素引きしてしまった場合のプラン

(1ターンに1度ですが)蘇生時の除去にサッカーのドローが加わるため、戦線復帰などの蘇生札と併用すれば、毎ターンアドを取ることができます

難点としては、初動に全く貢献せず、打点の低さ故に維持しづらいところですね

 

双穹の騎士アストラム

もはやネタの域

影者+雪娘から打点・後続・リンク先を同時に確保できるので検討していました

(元々は相手の先行展開で渡されたイヴリースの処理が目的でしたが実際は関係なかった模様)

 

サイドデッキ

大会当日に急いで揃えたものなのでかなり適当です←

手短に解説します

 

屋敷わらし

相手の墓穴・D.D.クロウ・蘇生系展開札の回答として入れていましたが、ほとんど引けなかったので使用感はなんとも言えませんでした()

 

アーティファクト・ロンギヌス

こちらも相手の除外系除去・展開へのメタ、特にオルフェゴールを意識した採用でしたが、結局オルフェと当たることはありませんでした

あって困るカードではないと思います

 

ダイナレスラー・パンクラトプス

シンプルに優秀なカードですが、このデッキでは妲姫と合わせて妖狐と餓者髑髏だけでも揃えることができるので、かなり使いやすいカードです

影者オメガとも併用できるのも◎

 

拮抗勝負

魔妖はお世辞にもアド精製に秀でているとは言い難いため、後攻で開いたアド差を少しでも縮めるために採用していました

ただ、現環境で通るかは怪しい上に、通ったとしてもバトルを捨てることになるので、評価としては微妙なところです

 

その他、採用候補だったカード

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ヴァンパイア・フロイライン

課題の1つである耐性持ち高打点への回答となるだけでなく、あえてシンクロ体が相打ちとなるよう調整することで、墓地のシンクロ体を自己再生させて追撃することも可能です

自身も星5非チューナーのため、妲姫の反復横跳びに参加できる点も魅力です

場合によってはメイン投入もあり得る性能ですね

 

闇のデッキ破壊ウイルス

餓者髑髏をコストに相手のギミックをズタズタにする…はずでしたが、そもそも仮想敵がよく分からなかったのでボツに

 

群雄割拠

種族統一系デッキでよく見るメタカードですが、こちらも仮想敵不明のため見送り

特に転生・オルフェ・サンドラ・閃刀と、主流デッキにことごとく刺さらないのは厳しいですね

 

 

長い紹介でしたが如何だったでしょうか

今回このデッキを紹介しようと思った理由ですが、そもそも魔妖デッキを組んだ理由の一つが、構築の際に参考になるレシピや動画がほとんどなかったからです

そもそも最初の取っ掛かりすら掴めなかったので、この紹介がこれから魔妖を組む方の助けになれば幸いです

 

長文かつ駄文の紹介でしたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました

 

今回紹介したのは比較的普通の魔妖ですが、他にも派生タイプがあるそうなので、興味のある方はメタ枠に別のパーツを詰め込んでみるのもいいかもしれません

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次回のブログは

遊戯王のデッキ紹介

FGOのサーヴァント運用紹介

プリコネRの始め方

のどれかになる予定です

 

BOXのURLを乗せておくとブログっぽくなるはず

https://www.amazon.co.jp/遊戯王OCG-デュエルモンスターズ-デッキビルドパック-ヒドゥン・サモナーズ-

 

スペシャルサンクスf:id:kuramaru128:20190519013917j:image

 

5/19追記:誤字を修正しました